食卓を彩る陶器その種類、角皿・丸皿・仕切り皿

美味しい料理をより一層引き立ててくれる役割を担う、うつわ。特に陶器のうつわは様々な種類があり、食事の時間をより一層充実したものに変えてくれる力をもっています。

一般的な丸い形をした丸皿も、真っ白で無地なもの、例えば白磁のものを選ぶかもしくは、鮮やかな色味が映える織部焼を使うかで料理の雰囲気が一変します。例えば、緑黄色野菜でたくさん色味があるようなサラダといった、彩りの多い料理を盛り付けるときは白色などの無地のお皿がよく映え、見た目にも美味しくなります。秋に美味しいさんま、和食朝ごはんの定番、焼鮭といった魚料理には一般的に四角い、角皿が使用されます。こちらには織部焼などの鮮やかな色が魚料理をより一層引き立ててくれます。

そして、一枚のお皿にさまざまな種類の料理を盛り付けることができる仕切り皿ですが、魚料理とサラダを盛り付けたり、小さいものだと、わさびやネギといった薬味と、しょうゆを一皿に盛り付けるだけで、ちょっと特別なものに。さらに、豪快に一皿に盛り付けるのではなく少しずつ区切られているこのお皿を使えば、ホームパーティにも大活躍。一人分ずつ取り分ける手間が少ないことも嬉しいですが、何より工夫次第では映える料理に変身します。
コツはどのスペースの料理にも緑、黄色、赤色を使うこと。

緑色はブロッコリーなどの野菜を使用したり、黄色は卵料理、赤色はハムなどの肉類やパプリカなどでも良いでしょう。見た目にも一層華やかになります。和食はもちろん、パンなどの主食やハンバーグやステーキ、またはケーキ類のデザートにも、陶器はその使い方によってどのようにも食卓を飾ることが出来る器です。