陶芸をはじめるために揃えるべき陶芸用品と材料

陶芸というと、陶芸教室に通わないといけないのだろうか?
大規模な窯が近くにないとできないのではないか?と思い、興味はあるけれどなかなか始められないという人もいるでしょう。でも、今は家庭でも手軽に陶芸ができる陶芸用品や陶芸用の材料が販売されており、そうした道具、材料を利用すれば思ったよりも簡単に陶芸を始められるのです。まず陶芸になくてはならないのは土。通常の陶芸用土も大きいホームセンターなどで購入できますが、それを焼くには専用の窯が必要となります。

入門者にお勧めなのは「オーブン陶土」という、家庭用電子レンジのオーブン機能で焼入れができる工作用ねんどです。

食器などではなく、ブローチや小物などを作るなら、オーブン陶土とオーブン機能がついた電子レンジ、それに着色用のアクリル絵の具だけで十分始められます。食べ物を置いたり、口をつける食器を作るためには、他にオーブン粘土用コート剤が必要になります。オーブン陶土で器を作り、焼いた後、絵の具で色付けをして、そこにコート剤を塗って再び焼くと、水に濡れても絵の具が落ちることはないし、口をつけても安全です。他に、整形に使う木のへら、カッターナイフ、絵の具やコート剤を塗るための刷毛などがあると便利です。
ケーキ用の回転台などがあれば、ろくろがわりに使うこともできるでしょう。ろくろは家庭用の小型で電動のものも各種販売されています。

入門用の陶芸用品や材料は意外と少なく、簡単なので、入りやすいところから入ってみてはどうでしょうか。